会津地域 柳津町のご紹介

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虚空蔵(こくぞう)様とは

福島県河沼郡柳津町の虚空蔵様とは

会津地域 柳津町のシンボルである虚空蔵(こくぞう)様は、福満虚空藏尊圓藏寺(ふくまんこくぞうそんえんぞうじ)というのが正式名称です。

1200年にもおよぶ歴史を誇り、子どもの健やかな成長を願う十三講まいりの名所として、また牛の神様としても親しまれています。祭りや行事もたくさんありますが、何より柳津町民の生活に密接に結びついているお寺です。

町の人々は「こくぞう様」と親しみを込めて呼んでいます。

赤べこ伝説

福島県河沼郡柳津町の赤べこ伝説

今から400年ほど前の1611年に、会津地方を襲った大地震で虚空藏堂をはじめ民家が倒壊し、柳津町も大きな被害を受けました。その後の1617年に初めて虚空藏堂(本堂)は現在の厳上に建てられましたが、本堂再建のため大材を運ぶのに困っていたところ、仏のお導きか、力強そうな赤毛の牛の群れがどこからともなく現れ、大材運搬に苦労していた黒毛の牛を助け、見事虚空藏堂(本堂)を建てることができたのです。

一生懸命手伝った赤毛の牛を「赤べこ」と呼び、忍耐と力強さの象徴と、さらには福を運ぶ「赤べこ」として多くの人々に親しまれるようになりました。またこの赤べこは会津地方で伝染病が流行した時に、赤べこを持っていた人が病気にかからなかったということで、災難をよけたり、願いを叶えたりと縁起物のお守りとしても有名です。

斎藤清美術館

柳津町には福島県会津坂下町生まれで、柳津町の名誉町民である版画家、斎藤清の作品を展示する美術館があります。約90点の作品を展示するふたつの展示室の他、映像コーナーや、所蔵している作品が検索できます。油彩、木版画、コラグラフ、墨画など様々な技法を使った圧巻の作品達をお楽しみください。

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